マイクロサービスアーキテクチャ 2章 進化的アーキテクト(1)

2章 進化的アーキテクト

進化するアーキテクト象

アーキテクトという言葉についての言及。

私たちは、自分自身を「ソフトウェアエンジニア」や「ソフトウェアアーキテクト」と呼びます。しかし、全然違いませんか?

システム開発の業界は発展途上で、そもそも建築業界における建築士(アーキテクト)のように過去数千年に及ぶ知識体系に裏付けされた厳密や規律、社会における重要性の認知度などが比べ物にならない。IT「アーキテクト」は、自分が何者であるかを説明するために、他の業界から言葉を借りて表現しているに過ぎない

 

ソフトウェア開発では、建物の設計や建設を行う場合よりも、急に要件が変更されます。

(中略)

ソフトウェアが顧客の手に渡っても、ソフトウェアは不変の成果物ではなく、私たちが対応し適応していかなければならないものだと、受け入れなければなりません。そのため、アーキテクトは完璧な最終製品を作成するという考え方を変え、代わりに適切なシステムが得られるようなフレームワークを作成することを重点に置き、さらに学んで成長を続ける必要があります。

 

ITアーキテクトはの役割は、都市計画家のように多数の情報源を調べ、将来の用途も考慮して現在の利用者のニーズに最も合うようにサービスの配置(区画)を最適化すること

 

したがって、アーキテクトが注意すべきは、区画で起こること > 区画で起こること。つまり、サービスの境界とそのインタフェースが重要事。

 

go on developing...

 

 

参考

 

マイクロサービスアーキテクチャ

マイクロサービスアーキテクチャ

  • 作者:Sam Newman
  • 発売日: 2016/02/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)